ノスタルジックカフェ

こんばんは。Riraです。


わたしの趣味は『街歩き』。
カメラを片手に、古い街を散策するのが何よりも楽しい。

↑街歩き中のわたし。(2016年下関にて)


知らない誰かの人生や生活感が染み込んだ建物、通り、商店街、歓楽街。古代の人々が祈りを込めた神社仏閣や古墳にロマンやノスタルジーを感じ、思いを馳せる。人々が生きてきたリアルな証が刻まれたモノに魅力を感じます。


先週の小松市探訪でも、とっておきのお気に入りの場所を見つけました。

『Tea Room 泉』。



書体もレトロでロマンチック。
一目で惹きつけられたお店です。

入り口の装飾窓。
赤と緑の色ガラスにアール・ヌーヴォー風の装飾がたまらない。。

店内は沢山の絵画や、焼き物の釜の後も。
沢山のキャンバスが積んであったり、昔はアトリエとして使われていた場所のような雰囲気。
こんなレトロなレジスターも。
未だ現役で、お会計の時『チーン』という良い音を響かせていました。。
手書きのメニュー表。
良い味出しています。
朝イチで訪れたので、トーストと珈琲をオーダーしました。
マダムが丁寧にコーヒーを淹れてくれます。豆を挽くガリガリという音も良い響き。落ち着く空間です。
素敵な中庭を眺めながら。
初夏のお庭は新緑が鮮やかでしたが、秋や冬の景色も見てみたい。紅葉や雪景色になるとまた格別だなぁなどと妄想しながら待つ時間も愉しい。
オーダーした珈琲とトースト。
シンプルですが、美味しかった。

祖母の家で、祖母が『急に来ても何も無かばってん、パンでも食べるね?』とか言いながら出してくれそうなトースト。バターがしっかり染みてて素朴な美味しさでした。懐かしい味。珈琲は深煎りで風味豊かなコクのある味でした。



また小松を訪れた際は絶対に立ち寄りたいお店。また一つお気に入りの場所が増えて嬉しい。


街歩きが楽しくてやめられない理由の一つは、見ず知らずの土地にお気に入りの場所がぽつりぽつりと増えて行くこと。

 

その地区に生きる人たちの中にひっそりと混ぜていただき、耳慣れない言葉を聞き、だけどどこかひどく懐かしい空気感を全身に感じ、記憶がいつだか分からない過去のどこかに引き戻されるような不思議な感覚を味わうことが本当に好き。



次は10月に小松を訪れる予定です。
またこのカフェに必ず行こう。
10月の光や、木々の紅葉、風の匂いがこのカフェやお庭をどんな風に彩ってくれるのか愉しみでなりません。

J'aime vivre librement

Rira Dancer & Model

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