記憶の中の景色

昨日はレッスンの後、懐かしい場所を沢山散策しました。

時々夢に出てくる思い出の場所。

亡き祖母の家の跡地や、七五三で参拝した神社や、特別な日に連れて行ってもらった喫茶店や、走り回って遊んだ場所、優しいおばあちゃんが切り盛りしてたお気に入りの駄菓子屋さん跡地や、母と歩いた路地などなど。

祖母の家の跡地は更地になってるけど、庭の梅の木はそのままの姿を留めていました。

まだまだ冷たい風が吹く2月の小春日和の日、庭の白梅の下で遊んだ記憶、梅の花の良い香りと、少し春めいた温かな日差しと土の匂いを思い出しました。

溢れるように咲き誇っていたバラの垣根や、入り口に大きく立っていたウチワサボテンの木や、真っ白い可愛い花が咲く小手鞠の木、雪の中で真紅の実をたわわに結んでた南天の木、裏庭のいちご畑。。

今はもう影も形もなくなってしまっているけど、土地の持つ温かな気のようなものはあの時のままに残っている気がしました。

未だにあの時の景色を探してる自分に驚きます。

多分あの時あの狭い世界がわたしの全てで、全てが完璧に調和していて、すごく幸せで、見るもの感じるもの全てが宝物のように感じていたのかな…と気付きました。

時は移り変わり、街はどんどん姿を変え、懐かしい景色は姿を消していってしまう。

消え去る前に、面影を留めているうちに沢山訪れて、記憶に留めておきたいです。

あの頃の足跡を辿る旅はこれからも続けたいと思います。



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