撮影よもやま話③ ポージング編
こんにちは。Riraです。
今日は撮影の時のポージングや表情について書いてみたいと思います。
引き出しが無く行き詰まり、うまくできず、色々なダンサーやモデルさんを参考にしましたが、やはりしっくりこず。
カタチを真似てもすごく上滑りしているような違和感があり、それが写真に出てしまうみたいでした。ポージングにキモチが伴わないと自分のものにはならないと気付きました。
わたしは綺麗な写真を撮りたいんじゃなく、写真を通して何かを表現したいから、わたしにとってダンスも写真も同じように表現の手段なんだと気付いた。
それ以来、子供の頃から好きだった絵や仏像のイメージをポージングに投影させる事が増えました。
東郷青児の女性像や
アルフォンス・ミュシャ
天野喜孝
竹久夢二
鏑木清方
絵は写真と違ってファンタジーなので自分と結びつけたり想像力が働きやすく参考にするにはぴったりでした。昔から好きで繰り返し画集を眺めたりして自分の中に既にイメージがあるので表情やポーズ、フォルムなど参考にしています。
現実的ではない世界観や、やわらかな曲線、神秘的な表情など、とても魅力的です。
こうして記事にして好きな画家の絵を並べてみると共通点がたくさんありますね 笑
自分の表現したい感じや好みのテイストが改めてわかりました。
やっぱり「和と妖艶」なんですね。
ん? アルフォンス・ミュシャは違うんじゃない?と思われるかもしれませんが
アール・ヌーヴォーの代表的な芸術家たちの多くは、日本の浮世絵などの影響を強く受けていたからなんとなくそこに「和のエッセンス」も感じてしまうわたしです。
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