祝言。

2月20日。晴れているけど風が強くて寒い日曜日。今日は作品撮りだった。




今回の衣装は『鷺娘』で着た白の掛下。
能の小面を着けて、顔を見せずに表現する。
ラストは小面を外し、わたしの五弦琵琶との作品。



琵琶を始めたのは単なる興味本位ではなく、
残りの人生ずっと連れ添ってくれる『伴侶』として楽器を嗜みたかったから。



そう考えると今回の撮影は琵琶とわたしの祝言みたいなものかもしれない、と感情移入がスムーズだった。白い花嫁衣装を纏い、琵琶と寄り添う。ご縁があり、わたしの元にやってきた古い五弦琵琶。物にも魂があるのなら、心寄せあって末長く連れ添っていきたい。良い音で、美しい曲を奏でてあげられるようになりたいと心から思う。




今日の作品は、きっと一生の宝物になると確信している。わたしの7年間の集大成だ。


J'aime vivre librement

Rira Dancer & Model

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