夢を書き残す事。

今年になって始めた事。


夢を文章に残す事。



夢といっても、
将来の希望や目標の方ではなく
睡眠中に見た夢の方だ。


鮮明に記憶に残っている時、
忘れてしまっている時、
所々虫食いのように記憶が欠落してる時、
あるいは1シーンのみ写真のように覚えている時


その日その時により状況はまちまちだけど
覚えている部分のみ、ノートに書き写す。



夢の景色や出来事は
エキセントリックだったり、
ビックリするくらい美しかったり、
過去の記憶の景色だったり、
鮮やかだったり色褪せていたり、様々。



『書き写す』事をしなければ
忘れ去られるだけの非現実な世界だ。
中でも昔から繰り返し見る夢は、


キャンディバーのようにネジネジにねじれた沢山の虹が空に広がってて、それを必死に写真に収めようとする夢や、(たいていカメラの不具合で写真を撮る事が出来ない)
今はもう無い、祖母の家、従兄弟の家、実家のマンション。たいていぼんやり暗く、夕方や明け方のような明るさで、色褪せた雰囲気。記憶の中の景色そのままだったり、一部が誇張されていたり。その家の中に亡くなった親族が登場する事も。
水辺や空の夢で、セピアに褪せた色合いなのに一部だけビックリするくらい鮮やかで美しく、それを写真に撮ろうとするけど何故かカメラが上手く作動しなくて撮れない夢。(虹の夢と同じようなシチュエーション)
トイレの夢。現実ではあり得ない茶室のような狭い入り口だったり、宮殿のような装飾だったり、個室がベッドルームみたいだったり、あるいは逆に不快なくらい水浸しで不潔だったり、そういうトイレに人がすごく沢山居て入れないとか、ドアがないとか、とにかくどんなシチュエーションにおいても一貫して使えない。
舞台の夢。自分の出番なのに衣装を着るのが間に合わない、踊る曲が分からない、振付を覚えてない。これに関しては現実の方が動揺しない。夢の中の方が恐怖感を感じる。以前は似たようなシチュエーションで数学の試験の夢を見ていたけど、こちらの方が圧倒的に怖い夢だった。
記憶の景色になんらかのアレンジが含まれる、夢の中の景色。


こうして書き残して後から読み返すと、すっかりと忘れてしまうはずだった景色が写真のように蘇ってくるから面白い。文章を書く事も、写真を撮る事と同じような性質をもつ。

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