チャレンジ最終日の本日、私は写真家の木寺一路さんを指名します。

木寺さんの写真を初めて見たのは2015年の写真展で、展示されていた分厚い束…プリントされたポートレートに釘付けになりました。その圧倒的な枚数と、そこに写し出された人達お一人お一人の人生や表情に魅入ってしまい、その時からの大ファンです。人物のポートレート、家族写真、ブライダル写真、花、風景、、、どれもアーティスティックで心にジンとくる素晴らしい作品ばかりです。

いつか撮影して頂けたらどんなに素敵だろうと思い続けて4年、昨年末に願いが叶い、作品モデルをさせて頂く機会を頂きました。光の使い方がとても印象的で、光と闇が交錯する音の海を泳いでいるうちに瞬間を切り取られていきました。（表現が難しいけどそんな感覚でした）

頂いた作品はどれも素晴らしく…133枚の中からたった1枚を選ぶのが本当に大変でした。（6日目の写真も入れたら2枚ですね）悩みに悩んで、今のフィーリングに合う一枚を。

一番、今の自分らしい気がします。

以上、過去のモデル作品から10枚を選びチャレンジ終了しました。

作品を選ぶのはすごく悩ましく、何度も見返したり選び直したり、行ったりきたりの繰り返しでした。

気に入っているけど衣装のチョイスが良くないとか、写真は素敵だけど自分の表現や表情に納得いかないとか。その時々の自分の状態により、作品の見え方が変わってくるのも不思議です。

あと、今回のチャレンジでは

ベリーダンス感の強い写真は全て除外してチョイスしました。よってバトンもベリーダンスとは関係の無いアーティストの皆様に繋がせていただきました。

わたし自身、自分をベリーダンサーとは思っていない現実もあり…。ベリーダンスはしていますが、自分の身体表現のツールとしてベリーダンスの動きを使うことがある、という方がしっくりくるのかな❓と思ったり。

わたしの真ん中にあるのは『表現したい』という欲求で、それが状況に応じて写真（静）だったりダンス（動）だったりする感じです。もとカメラマン（動画の方ですが）だったのも影響して、自分を被写体として何かを表現するという作業は…おそらくわたしのライフワークになると感じています。

今後も幾つかプロジェクトを予定していて、わくわくしながらアイディアを練っているところです。

表現したり、チャレンジする機会を与えてもらえることはしあわせです😃

2020.05